自分のお店を持つための経験、イメージづくりとして
レンタルカフェでの営業を月1回から始めようと思いました。
まずは、お店のコンセプトと屋号を考えるところから
覚えやすく簡単な名前にしたかったので「大西さんとこいこ~」と
気軽に言ってもらえるようにと「Onishisantoko」に決めました。
(あ、私たち夫婦の名字が大西です。笑)
人と人とが繋がる輪を大切にしながら、居心地のよい空間づくりと、
身体に優しいごはんを提供していきたい
そんな活動を、サントコ活動と名付けました。
Onishisantokoのsantokoを取って、
サントコ=“こころのこもった何かいいやつ”と意味づけました。
2017年7月より、兵庫県川西市にあるROKUCAFEさんにて
1dayカフェを始めました。
第1回目、前日の準備は深夜までかかり、
仕込む量がかなり多かったりと反省点がいっぱいでした。
第2回目からは、前回の反省を生かし、
予約制にしてスムーズに対応できるように工夫したり、
食材も仕込みすぎないよう、量も調整したり、
回数を重ねるごとに、前回よりも良かったと思える時間を過ごせました。
第4回目では、予定していたROKU CAFEでの開催が
1週間後を目前に、レンタルできなくなりました。
予約して下さっている方をがっかりさせたくないという一心で
レンタルできる場所を探がし、神戸岡本駅近くにレンタルできる場所を見つけました。
神戸岡本駅の近くにあるレンタルカフェBeaver
閉業されてから商店街の理事長さんがレンタルカフェとして管理されている場所でした。
急な変更にも関わらず、足を運んでくださったお客様がいて、
嬉しいことに予約いっぱいでの営業となりました。
そして、1月にはROKU CAFEにて、最後の1dayカフェを開催しました。
7月から始めた1dayカフェは全6回となり、なんと109人の方がOnishisantokoへ足を運んでくださいました。
お店のコンセプトから、献立や仕入れに値段設定、メニュー表作り、宣伝など
すべて自分たちで行いました。お店を1日営業するだけでこんなにも大変なことなんだと、
やってみて実感できたことがたくさんありました。
この経験を通して、厨房のイメージ、お店で働く際の動線、
料理の課題など毎回新しい発見や気づきがありました。
友人や姉の協力のお陰で、店内に笑顔が溢れ、あたたかな時間が流れ楽しく営業することができました。